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めまいの検査


めまいのある患者さんの検査

問診

めまいがいつ起こって、どのような症状で、どのくらい続いて、ほかにどのような症状があらわれたかなど、医師から詳しい症状や生活環境について聴かれます。
問診により、めまいの原因を探り、検査の方法を選択していきます。

眼振(がんしん)の検査

めまいの程度を調べる検査です。めまい発作時に眼球は激しく揺れ動きます。
この動きを眼振(がんしん)と呼んでいます。
この検査では、物を見つめない状態、見つめた状態、頭の位置を変えた状態などで眼振を観察します。
軽い眼振も観察できるよう、特殊なメガネを使ったり、電気的な記録で眼振を観察したりすることもあります。
 眼振検査装置等については、こちら(おもな医療設備)をご覧ください。



体平衡検査

からだのバランスがきちんととれているかを調べる検査です。
両足または片足で立って、目を開いたときと閉じたときとで、からだのふらつき具合がどの程度違うかを観察します。
また、足踏みをしてからだの向きがどの程度ずれるかを観察することもあります。

めまいを治療する薬

めまいが起こったときには、めまい以外に吐き気や嘔吐などを伴ったり、不安が めまいを一層悪化させたりする場合がありますので、症状に応じて次のような お薬が使われています。
内服が困難な場合には注射や点滴をします。
また、めまいが治まっているときには、めまいの原因の改善や、再発予防を目的にお薬を服用します。

抗めまい薬・循環改善薬

主に脳や内耳(ないじ)の血流を増やすことによって、めまいを改善します。
脳や内耳に十分な血液が行き届かないと、からだのバランスを保つ働きに支障を来します。
また、リンパの循環も悪くなるため内耳がむくみ、めまいが起こります。


吐き気止め

めまいに伴う吐き気や嘔吐を抑えます。
吐き気がひどくて内服が難しい場合は、注射や点滴をします。


抗不安薬

めまいに対する不安を取り除きます。
めまいに対する不安な気持ちが、さらにめまいを悪化させるといった悪循環を解消します 。


浸透圧利尿薬

内耳(ないじ)を満たす液体(内リンパ)の過剰による内耳のむくみを軽減します。
通常、内リンパの量は一定に保たれていますが、増え過ぎると内耳が正常に働かず、めまいや耳鳴り、難聴などの症状があらわれます。


ステロイド薬

神経の炎症やめまいに伴う難聴を改善します。
ステロイド薬には炎症を鎮める、免疫を抑制するなどさまざまな作用があります 。


ビタミン剤

神経の働きを正常に保つビタミン(ビタミンB12など)によって、障害を受けた神経を修復します。

めまいと上手につきあうために

めまいが起きた時の心得


(1)安静を保ちましょう

明る過ぎない静かな所で横になり、楽な姿勢をとってください。
「激しい頭痛」「手足に力が入らない」「舌がもつれて話しづらい」などの症状がなければ、めまいが軽くなるまで安静を保ちましょう。
ただし、これらの症状がみられる場合は、できるだけ早く救急病院を受診してください。

(2)先ずは気持ちを落ち着かせましょう

不安な気持ちを抱くとめまいが悪化することがありますので、あわてず 気持ちを落ち着かせて行動しましょう。

(3)頓服(とんぷく)薬をのみましょう

めまい発作のときに飲むお薬(抗めまい薬、吐き気止め、めまいに対する不安をやわらげるお薬など)があらかじめ処方されていれば服用してください 。

日常生活で気をつけること

規則正しい食事をとりましょう

栄養が不足すると血行不良となり、めまいが起こりやすくなります。
栄養バランスを考え、1日3食を規則正しくとりましょう。
なお、水分や塩分の制限を勧められた場合は主治医の指示に従ってください。

お酒は控えめにしましょう

お酒は脳の機能を低下させるので、めまい(ふらつき)が悪化する可能性があります。
また、お酒の飲み過ぎは生活リズムを乱す恐れがあります。


コーヒーの飲み過ぎに注意しましょう

リラックスする程度に飲むのであれば問題ありませんが、飲み過ぎるとコーヒーに含まれるカフェインの作用によって興奮したり、夜中にトイレに起きたりするようになって眠れなくなることがあります。


タバコは控えめに。禁煙をお勧めします。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血液の循環を悪くするので、めまいが起こりやすくなります。


睡眠を十分にとりましょう

睡眠不足が続かないよう、十分な睡眠をとりましょう。また、できるだけ同じ時間に就寝・起床するように心掛け、生活のリズムを整えましょう。




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